スタイル

トップ>スタイル

ひとくちに欧米リフォームといっても、年代、地域別に様々な特徴を持ったスタイルが存在します。
お気に入りのスタイルでまとめるのもよし。好みのスタイルを織り交ぜて、独自のモデルを創造するのもよし。
ご希望に合わせて、最適なスタイルをご提案します。

北米スタイル

17世紀初頭、アメリカでは移民によりヨーロッパ各国の建築様式を模した建物が建てられ、独自の発達を遂げました。とくにイギリスの影響を受けた4つのスタイルが典型で、アメリカおよびカナダ各地で多くの住宅が建てられています。

アーリーアメリカン

17世紀、入植時代の初期にアメリカ全土に広がったスタイル。北部イギリスと異なり、森林資源が豊富なニューイングランド地方では、外壁に木製サイディングを多用した。そのあと各地の風土に応じて変還。雪の多い地方は屋根が急勾配になり、その傾斜面にドーマーウインドーをつけ、日差しの強い地方では家を囲むようにポーチやベランダがつけられた。日本の輸入住宅市場には1980年頃から登場し、幅広い層に支持され続けている。


ジョージアン

レンガを多用した17世紀イギリスの建物がルーツで、アメリカ全土に普及。とくに南部の農園で発達し、総レンガタイル張りの豪華なスタイルは、裕福な有産階級のステイタスシンボルとして愛された。地域によっては、産出する資源に応じ外壁に板張りや石材を多用した建物も多く見られる。整然と並んだ上げ下げ窓、柱や三角のペディメントに囲まれた玄関、蛇腹に作られたコーニス(軒下装飾)が、その特徴を表している。


チューダー

16世紀イギリスのチューダー王朝時代の流れをくむスタイル。急勾配の切妻屋根と表面を建物のファサード(正面)としているのが特徴。急勾配の屋根には、中世ヨーロッパで天に向け、より高い空間を生み出そうとした教会建築の影響が見てとれる。アメリカでは1890年以降に発達。コテージやファームハウスからより多くの要素を取り入れた、ハーフティンバースタイルが好まれた。そのクラシカルな佇まいは、日本でも愛好者が多い。


クィーンアン

1860年以降のアメリカでは工業化が進み、様々な機械が開発されて多様な建築部材を量産して大衆化できるようになった。結果、様々な装飾を施した数多くのスタイルが生まれ、総称してヴィクトリアン様式と呼ばれる。クィーンアンはその一つで、板張りの外壁に八角形の塔を設け、玄関と連続したカバードポーチを配置。軒や妻飾り、窓の額縁などの装飾が施され、おとぎの国のようなファンタジックな外見を特徴としている。

南欧スタイル

「スパニッシュ」「プロヴァンス」と呼ばれ、日本でも近年、非常に人気の高いスタイルです。ルーツは温暖な地中海沿岸地方、スペインやフランスの南部の住宅様式で、アメリカ南西部でもスパニッシュ・コロニアルとして発達。現在でも多く建築されています。外観に明るい色調や素朴な質感の自然素材を使用するのが特徴で、内部にパティオ(中庭)を設けたプランでは、外観にボリュームが生まれます。

スパニッシュ

20世紀初頭に装飾性の豊かな現在のスタイルが定着。外観は、太陽の光に映える明るい色調が基本で、白や淡いベージュが一般的である。外壁の一部にタイルを張るなどして、アクセントをつけることも好まれる。イスラエル建築の影響を受けた、アーチ型の意匠も特徴の一つ。明るい雰囲気で若い世代に人気のスタイル。

プロヴァンス

南仏プロヴァンス地方では、豊富に産出される石灰岩を利用した家が多い。潮風から守るために耐久性に優れた塗り材で外壁を仕上げている。外壁色は、黄色などの明るい色が一般的。壁の一部や建物の下部に石調の素材を張ることもある。赤茶色の素焼き瓦を色違いで混ぜ葺きした屋根が、立体感を出すとともに温もりある外観をつくりだす。


北欧スタイル

北欧スタイルの外観は、恵まれた木の素材を豊富に活かしているのが特徴です。特に「スカンジナビアン」は北欧テイストのデザインを総称した言葉として使われています。

スカンジナビア

伝統的に木造の家が主流の北欧。スウェーデンでは、厳寒期が長い風土のもと、断熱・気密性に優れた木質パネル工法が開発された。日本に伝えられたのは80年代。外壁や窓にふんだんに木を使い、鮮やかな色でアクセントをつけるのが基本。石やレンガ調のタイル張りと合わせることもある。屋根は積雪が多いため急勾配の切妻が普通だが、日本では寄棟にする場合も多い。


ログハウス

アルプスを中心としたヨーロッパ諸国で生まれたログハウス。入植とともに北米へ伝わり、森林資源の豊富なカナダへも幅広く普及した。日本でも別荘地をはじめ、「準耐火構造認定」の認可を取得し、住宅地でも建築されている。自宅として建てる場合は、丸太を削った角材を用いるなど、周辺の景観になじむすっきりとした印象の外観スタイルが人気。